何かとお金の話題の多いGACKT氏。

ここ数年は「GACKTの収入源」ってキーワードをやたら見まくってる気がする。

自分は基本的にライブやメディア活動のGACKT氏にしか興味ないので、他でどんなビジネスをしててもどうでも良いのだが。

でもテレビ番組で私生活を語れば大豪邸や高級車の話になるし、日頃からGACKT氏を追ってない人からすると意外な点が多いのだろう。

オリコンチャートで「GACKT」の名がまともに登場したのはいつが最後なのか・・・。どうしてお金があってファンがいるのか不思議に見えても仕方ないってことか。

聞いた話だと、最近の中学生とかはGACKT氏をアーティストだと思ってないとか。

2016年のライブツアーで自ら「AかBの部屋に入る人です」と語る自虐ネタを鉄板MCにしてたが、ファンはちょっと複雑ですよ。(いや、当時は爆笑してたか)

そんな話よりも、GACKTの収入源のネタですね。

別に自分がGACKT氏のビジネスや私生活の全てを知ってる訳ではないけど、ネット上に書かれてるネタが薄っぺら過ぎて嫌気が指すので、自分になりに知ってることを書こうかと思う。

確かにGACKTの音楽の収入は少なそう

GACKT氏が作った楽曲で人気なのはデビューした1999年から2003年まで。

モノマネ芸人がテレビで真似して歌う曲や、YouTubeで素人が「歌ってみた」と投稿する曲も、主にその4年間の間にリリースされた曲。

紅白歌合戦に出演していたのも2001年(アノザーワールド)、2002年(12月のラブソング)、2003年(ラストソング)で、その4年間のうちの3年である。

ヴィジュアル系が好きな人がカラオケで歌う曲も主にその4年間の間に出た曲。

普通の人がカラオケで歌ってるので聴いたことがある曲だって「君のためにできること」「バニラ」「アノザーワールド」「12月のラブソング」「ミゼラブル」ぐらいのもので、主にその4年間に間にリリースされた曲。

正直、カラオケ印税や二次使用などで入ってくるお金は大したことないと思われる。

大きなライブツアーは6年に一回程度しか行われず、ステージセット・衣装や映像制作だけで数億注ぎ込むので黒字になってるか疑問。儲けよりもがGACKTがやりたい世界観をやってるだけのライブである。

毎年行う「神威学園」というライブも(youtubeでGACKTが制服着て他歌手の曲歌ってるやつ)ダンサーを多く付け、ステージセットも豪華。コピーだらけなので使用料もそれなりに取られてるだろう。

神威学園のチケットは8千円ぐらいするが、豊洲ピットぐらいのキャパを8箇所前後周るだけなので、ペイできてるかも疑問。あくまでファンクラブに入ってる子たちとの遊びの場のように感じる。

動画サイトに上がってるGACKT氏の公式チャンネルの再生数はレーベルが変わった後の曲関連なのではたいしたことない。

テレビ番組には年に数本しか出演しない

今年2019年のように「翔んで埼玉」など映画に出演すればプロモーションも兼ねて多くのメディア出演をこなすが、これは稀な例。

基本的にGACKT氏は年に数本しかテレビに出演しないと決めている。理由は本人のブランディングによる意向。

お正月番組の「格付け番付け」では毎回インパクトを残すのでテレビのイメージが強いかもしれないが、実際にはその番組を含めて年に出演する番組は5本あるかないか

DAIGOやダイヤモンドユカイのような立ち位置をイメージする人もいるかもしれないが、彼らよりもメディア出演は圧倒的に少ない人なのである。

「本当か?」と思った方、GACKTが出演した番組の数を数えてみてほしい。

よって、メディア出演でGACKT氏が得るお金も多くはないと推測できる。1本のギャラがいくらほどなのかわからないが。

GACKTのCM(スポンサー)

かつてのGacktはエステ、のど飴、クレジットカード、テレビゲーム、フジフィルムなど多くのCM出演を抱えていたが、現在は数は少なめ。

AGという育毛のCMが代表格で(電車でよく見るやつ)、あとは自己企画やコラボを兼ねたものがほとんど。

なので、広告収入も大したことない。

GACKTの主な収入源

作品の印税関係、ライブ、メディア出演、CM出演でのGACKT氏の収入が大したことがないことが確認できる。

が、それでも上記の収入だけでもワンマンやフェス出演に忙しいロキノン系のバンドマンよりかは遥かにお金を持っていることは忘れてはいけない。(フェス系バンドのファンにGACKTディスられるとムカつくので補足。笑)

これからがGACKTの収入源の本題である。

まず、ファンの視点で確認できるGACKTの収入源と、最近になってGACKT本人が書籍やテレビで明かしたビジネスの2つに分けて書いてみる。

ファンが確認できるGACKTの収入源(初期)

ソロ初期のGackt氏は個人事務所ではなかったので、ファンをターゲットに売っていたものどれがどれだけGACKTの収入源になっていたかは謎ではあるが。

覚えてる限りでは、

・ファンクラブ年会費

・ファンクラブでの海外ツアー

・年末に登場する高めの映像特典(プラチナムボックス)

・ライブやメディアで着る衣装をブランド化販売(ピラーズ)

・Gacktが着用するアクセサリーをコラボ販売(ダーツ・オブ・〜)

・サングラスのプロデュース(ダーツ)

・ファンが集うバーの経営(タマリバー)

・お気に入りのお店の都会進出

ファンクラブの会費に関しては多くのミュージシャンもあるので、割愛。特殊そうな例だけ詳細に書いてみる。

かつてのGackt氏は毎年のようにファンらと一緒に海外ツアーを組んで遊んでいた。お値段はもちろん普通のJTBやらで組むプランよりも断然高い。

Gackt氏とファンと一緒になってゲームをしたり、小さな会場を借りてアコースティックライブを行ったり、ファン的には満足できる内容。そのツアーの上がりも立派な収入源であったことだろう。

毎年年末になると「プラチナムボックス」という大きな本のようなパッケージの特典DVDがリリースされる。ファンクラブから先行予約できる。

内容はかつては薄くてファンも「あの値段でこの内容?」と不満の声もあったが、年々コンテンツはしっかりと出来上がっている。今ではGacktだけでなくバンド・ダンサーのメンバー全員でロケに出てワチャワチャと楽しい内容になっている。

ライブ衣装やアクセサリーに関してはGACKTプロデュースとなっていたので、本人の懐にダイレクトに入っていたことだろう。アクセサリーに関しては「GACKTの勝ち方」という本にも詳細が書かれている。

アパレルブランドの値段は普通のメンズデザイナーズと変わりない常識的な値段であったが(普段デザイナーズを買わない人には高価だが)、シルバーアクセサリーに関してはかなり強気な値段設定であった。シルバー専門雑誌の表紙を何度も飾りそれなりに知名度はあった。

また、サングラスのプロデュースでは耳からずり落ちないユニークな構造のサングラスを開発。あのサングラスは現在でもフリマアプリなどで高価で取引されている。辞めてしまった理由がわからないほど人気だった。

GACKT氏がオーナーだったとされる「タマリバー」というお店。GACKTの生活感に合わせた真っ暗な店内で、メニューも低資質で完全にGACKT好み。お値段はもちろん高め。

ゲストに誕生日の人がいると、事前に予約することでGACKT本人からメッセージがもらえたりもした。その当時のことをブログに書いてるファンもいるので検索してみると良い。

このお店のシェフであった泉さんは、後にGackt邸の専属料理人となっている。泉さんもGacktファンをターゲットにしたイベントをやってたっけな?Gackt氏の裏話が聞けるとか人気だったとか。

タマリバーも儲かってそうだったので、なんで辞めてしまったのかよくわからない。

Gacktが毎年誕生日に食べに行く京都の「みよし」というラーメン屋。これを東京(確か新宿)に持ってきたということもあった。ただ、味が違うだのですぐに消えてしまった。これは失敗?

この他にも当時から焼肉屋を都内に出したなど色々と噂はあった。既存のお店を「みよし」みたいに持ってきたのか、完全に0からGacktが作ったお店なのかは謎。(ちなみに古きGACKTファンは彼が肉に詳しいことを格付けに出るより遥か昔から知ってる)

ファンが確認できるGACKTの収入源(最近)

・シロガネ(雪山で遊ぶやつ)

・GACKT phone(スマホサービス)

・oh my GACKT(動画チャンネル)

・CLUB GACKT

・サプリメント監修

・焼肉屋監修

・アメーバTV司会(ポーカー番組)

・アメブロ収入

・バースデーイベント

・サングラスプロデュース

・ジュエリー系アクセサリープロデュース

かつて雪山を保有していたGACKT。保有していた理由は本人の趣味だと思われていたが後にリゾート地そのものをビジネスのために買ったのが理由だと分かる。

一時期は毎年のようにGACKTの雪山でファンクラブイベントが開かれた。ダンサーやバンドメンバーと近い距離で触れ合えるのでファンには大好評だった。その参加費もなかなかの値段だった。

GACKT氏のチケットの当選率が上がるとしてファンに人気のGACKT phone。これによる収入もそれなりにあると思われる。自分は加入してないので詳細は割愛。

Gacktが月に1回、メンバーと共に生放送する「oh my gackt」。これ月800円程度だが、撮影場所がGACKTの自宅だったりホテルだったりするので、コスパはかなり良さげ。ネット記事書いてる連中はこれだけでGACKTがお金持ちだと思っている。(メルマガで稼ぐの大抵のブロガーの夢だもんね)

CLUB GACKTは GACKTのラインスタンプなどがお得にもらえるコンテンツ。月400円だけど、入ってるファンは多いイメージ。

サプリメントの監修はいつの間にか終わってしまった。利用者には賛否両論。ファンはあまり関心ない?会話で聞いたことがない。これが儲かったかはわからない。

焼肉屋の監修は、そのお店の外にデカくGACKTの看板が上がってるのですぐにわかった。以前にキンキの番組に出演した際に番組の中で詳細が語られてた。これにより利益はわからない。

ある時期からポーカーにハマっていたGACKTだが、その知識と経験を生かしてアメーバTVにてポーカー番組を始める。ゲストは毎回豪華でそれなりに人気の番組である。日本にカジノが実現すれば今後最も跳ね上がりそうな収入源である。

かつてのGacktはホームページの中でブログを書いていたが、ここ数年の間にアメーバブログに移転。記事を更新すればアーティスト部門で上位を取ることが多くPV数は芸能人の中で多め。アメブロによる収入もボチボチある。

毎年誕生日にバースデーイベントを行うGACKT氏。レストラン会場での食事だったり、ライブだったり、内容は毎年違う。この誕生日イベントは毎回キャパが狭い場所で行われるため行けずに怒るファン多数。入場料は毎年バカ高い。これに関しては経費も凄そうなので案外お金にはなってないかも?

かつては耳からずれ落ちない機能的なサングラスをプロデュースして好評だったが、現在は機能性よりも見た目がよく見えるサングラスを考案してる。日本人の骨格にあった形のサングラスで、しかも顔が小さく見えるため好評。しかし、お値段が高いのでマダムしか手が届かない。

昔はシルバーアクセサリーを愛用していたが、現在はキラキラしたジュエリーを着けている。お値段高めだがGACKT系のイベントで着けてるファン多めなので売れているのだろう。これによる収入は多いと思う。

最近のGACKTが明かしたビジネス

ここは最近のトレンド系のブログが詳細に書いてるので割愛。

「GACKTの勝ち方」にて明かしたビジネスと、メディア出演で明かしたビジネスだけを大雑把に。

・東南アジアでの不動産関係(現在)

・中古携帯の海外輸出(過去)

・不動産転売(過去)

・リゾート地経営(過去)

・和牛の輸出(過去)

おすすめの記事