家系の元祖とも言われている吉村家。

かつては磯子、杉田と根岸線を中心にスタートさせ、現在は横浜駅西口に総本山として吉村家は存在してます。

が、実はこの家系=吉村家というのには深い歴史が存在してるのです。

99年に放送された津村&石井の弟子が吉村社長の元で壮絶な修行をしてる動画がYouTubeに上って人気です。

10年は掛かる修行を半年に詰め込んだということで、内容がかなりハード。時には手と足が出る事もあって賛否両論です。

吉村家の修行ドキュメントに感動!

脱サラしてラーメン屋を始めたい石井さんと、元々ラーメン屋をしていたが赤字経営が続きどん底だった東大出身の津村さん。

この二人と奥さん、4人で吉村家で修行を行うという内容。

仕込み、掃除、声出し、麺揚げ、オーダー、トッピング、覚えることは星の数ほど。

毎日、朝から夜まで満席の吉村家で修行をスタートさせるというのが、もはや無謀なようにも思えます。

修行の内容は、口頭で教えてもらえる事もあるけど、基本は忙しい店内に身を置き”体で覚える”というザ・昭和のスタンス。

怒鳴られて、蹴られて、殴られて、見る人が見れば最悪な修行のようにも見えます

しかし、二人が成長して仕事ができるようになっていくと「これは勝てるかもしれん!」と気持ちの上がる言葉で褒めちぎり社長の見る目が変わっていきます。

最後には「僕と同格だから」と頭を下げて挨拶して送り出すというギャップ。

嫁さんを大切にしなさいと主人達に伝え、主人達には嫁さんを大切にしなさいと伝え、人としての懐の深さにも感動します。

ただのパワハラではなくブラック企業とは違う

現在、動画サイトに吉村家の修行の動画が何本か上っていますが、ノーカットで全部アップしてると動画と、一部だけカット編集してアップしてる動画があります。

カット編集してる動画には、吉村社長の良いシーンが切られているので、修行で2人の頭を叩きまくってる姿がばかりが強調されてしまって、とても印象が悪いです。

きっとカット版を見た人は、吉村さんのことをただの超ブラックのワンマンパワハラ社長だと思い込んでる事でしょう。

弟子が1人前になって成果を上げた時には、自分と立場が一緒だからとお辞儀をしたり、弟子のために何度も涙汲み、心の底から弟子に成功して欲しいと願っているのが伝わってきます

修行した2人も嫁さんも、最後は吉村社長に心から感謝してるのが伝わってきます。本当に彼ら彼女らにとっての父親のような存在になっていました。

個人的には思うのは、吉村社長はパワハラなのではなくてスパルタなだけ。心の底から早く仕事を覚えて欲しいと焦り怒り、心配もしてくれてるのです。

動画の中で吉村社長は「真剣」という言葉を使っていますが、その真剣の意味はとても深いのです。言葉の使い方、気持ちの表現として吉村社長はとても不器用な方で、最後までしっかりと動画を観ないと理解は難しいです。

杉田家が20年経った今も大盛況という事実

吉村社長の集大成として西口に構えた総本山の吉村家がいまだに連日大行列なのは周知の承知。

あの動画のドキュメントで修行を受けた津村さんが開いた杉田家も、20年以上も連日満員です。

商売人としてのメンターと弟子の正解不正解を結果や売り上げで語るとしたら、間違いなく正解です。

2店舗共にブレずに稼ぎ続けている、お客さんを裏切らずに続けられているという事実が有る限り、あのドキュメントは史上最高のドラマなのです。

生きる教科書であり、嘘や見栄まみれの虚像に満ちた作り物とは訳が違います。

スポーツの指導であったり、音楽家の修行であったり、スパルタ教育が批判を浴びやすい時代ではありますが、ひとまずはスパルタで成功した人の例として、この吉村家の動画を観て双方にあるメリットデメリットを中立的に見極めるべきだと思います。

今の日本人に欠けてるものが、あの動画の中にあります。

吉村実社長のプロフィール

名前 吉村実
ラーメン屋歴 1974年横浜新杉田にてスタート
ジャンル 東京醤油と博多豚骨を融合させた豚骨醤油を発明
前職 トラック運転手など複数の職を転々

吉村さんの資産は億単位!?

吉村さんは99年に出演されたドキュメントの時点で、かなりの資産家でした。

横浜の一等地にビルを立てる計画をし、会社も立派でした。

現在、どれだけの土地や建物を所有してるかわかりませんが、総資産は軽く数十億以上はあると見込めます。

吉村社長に逮捕された過去?

お店を横浜駅西口に移した1年後の2000年7月に逮捕されていたみたいです。

神奈川県警磯子署は七日までに、横浜市磯子区杉田、
ラーメン店「吉村家」経営、吉村実こと李用実(52)と、同市保土ヶ谷区月見台、古本店店長、宮原実(50)の両容疑者を、わいせつ図画販売目的所持の疑いで逮捕した。吉村家は神奈川、東京を中心に約百軒の“のれん分け”店を抱える一方で、李容疑者はわいせつビデオを販売する古本店も経営しており、県警は入手ルートなどを追及している。

 調べによると、李容疑者らは今月四日、同市磯子区杉田の古本店「アゲインBOOK’S」で、無修正のわいせつビデオ九十六本を販売目的で所持していた疑い。

 調べに対し、李容疑者らは「約三年前から一巻二千七百~三千円で、わいせつビデオを約三千本売った」などと供述しているという。県警は、李容疑者が宮原容疑者に販売を指示していたとみている。 引用元:http://www.yomiuri.co.jp

その名前から、実は韓国人だったという疑惑も出ました。

逮捕された報道から韓国人疑惑も

過去に逮捕された際に、ニュースで「ラーメン店「吉村家」経営、吉村実こと李用実」と書かれていました。

名前的に、在日朝鮮人だということが世間に知れ渡ったという事です。

若い頃からハンディを背負って、ラーメン屋を大きくしたんだと思うとグッときますね。

息子の吉村政紀は「厚木家」を開店

ドキュメントの中で吉村さんは、自分の息子にも修行をさせたが逃げてしまったと語ってました。

そんな息子も2005年に同じ神奈川県の厚木市に「厚木家」というお店を開店させてます。

吉村家のホームページでも息子さんのお店を直系店として紹介しています。

杉田家の津村と石川の現在

ドキュメントの中で、修行していた2人夫婦で共に杉田でお店を開くことになっていました。

しかし、現在の杉田家は津村さん一人だけです。

石川さんは2001年に町田で「ときわ家」を開店してます。その後に埼玉県で「石川家」をオープンさせましたが、食品偽装

食品偽装の石川家は?

人気ラーメン店「石川家」 県が改善策の報告要求
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 県内の人気ラーメン店「石川家」(本部・さいたま市)が、店内にラーメンスープの原材料や具材の産地を偽って表示していた問題で、
県消費生活課は四日、同店に対し、景品表示法(不当表示)に基づく行政指導を行った。外食産業に対し、
食材の産地偽装で同法に基づく行政指導が行われるのは、全国で初めてという。
 県によると、石川家は、スープの原材料に「鹿児島産豚骨」「秋田比内鶏」、焼き豚に「霧島産黒豚」など、
全国的に有名な“ブランド食材”を使用していると表示していた。しかし、仕入れ先などを県が調査した結果、
実際には表示してある産地以外の物や輸入肉を使っていたことが分かった。
このため、県は「実際より著しく優良であると一般消費者に誤認される表示」(優良誤認)と判断。
消費者に生じた誤認を排除するよう文書で指導するとともに、改善策の文書による報告を求めた。引用:読売

今ネットにある情報だと詳細は不明です。

現在の石川さんがどうされてるのか気になります。

石川さんの逮捕説や死亡説は・・・?

ネットで「吉村家 石川さん」と調べると、

「死亡」「逮捕」と物騒なキーワードが続きます。

2011年にどのお店も閉めてしまい、それ以降に消息が不明なのだとか。

しっかりとして詳細がないので、あくまで噂でしかありません。

津村さん(杉田家)は吉村家の直系として大活躍

現在は津村さんだけで経営されている「杉田家」ですが、現在までに絶えずに人気をキープさせています。

吉村さんは歴代の弟子の話になると、「裏切らないのは杉田家」と津村さんのことを大絶賛してます。

未だに朝から営業し、生のガラで仕込み平ザルで湯切りを行なっています。値段も安いです。

ただ、ネットでの評判が悪かった時期がありますね。事実なのか嫌がらせなのか定かではないですが。

杉田家の昔のネット噂「食中毒」「接客悪い」

未だに大人気の杉田家ですが、過去にはネットで嫌な書き込みがあります。

その内容というのが、

衛生的に問題があって、食中毒を出して営業停止になった。

店主以外の接客態度が著しく悪かった。

などですね。

接客についてはわかりませんが、食中毒は過去のニュースを検索しても登場しません。事実なのでしょうか?

 

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