ゴールデンウィーク前後に有給を挟み、2週間の休養に成功し喜んでいる頃、世の中も感染者の数字が減ったと喜んでいる。
検査してない人が腐る程いるということが不気味だが、気休めにはなるニュースであった。
しかし、今日になって人気ゲーム「どうぶつの森」の新作の攻略本を求めて書店に行列ができたそうだ。
薬局の買い占めやパチンコの問題が落ち着いてきた頃に、予想外の密が発生している。
どうぶつの森の攻略本を求める行列(画像)
世間では新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の延長が決定し、その初日となった7日。
ゴールデンウィークが明けて仕事で首都圏などでは通勤客がやや増えたものの、やはり以前と比べると人出は少ないそう。
しかし、その一方で、引き続き飲食などの営業の自粛要請が続く関東で、一部の店舗で営業再開などの動きもあるそう。
要請前は混雑していた新宿も、要請後からは依然として人通りが少なかった。
が、まさかの理由で「紀伊國屋書店新宿本店」では予想外の人出があったそう。
「紀伊國屋書店新宿本店」は3週間の自主休業を終えて、今日から営業を再開したそう。
午前11時の開店時には、30分以上前から列を作った100人以上が一気になだれ込んだ。多くの人が一直線に向かったのは、人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の攻略本売り場。オンラインでは品薄になっていたこともあり、ファンが殺到した。一瞬にしてレジにも30人以上の列ができて、店員が「距離を十分に取ってお並びください!」と呼びかけるほどの盛況ぶりだった。
書店は休業要請の対象外だったが、同店舗では4月10日から休業。レジにビニールを張る、従業員の検温やマスクを徹底する、エレベーターの利用制限、営業時間短縮などをすることで約1か月ぶりに店を開けた。同社の担当者は「お客様から営業を再開してほしいという声もあった」と話した。引用元:Yahoo!ニュース
やはり家に篭ってゲームで遊ぶ人が多いのだろう・・・。しかも人気シリーズの新作ということで、こればかりは仕方ないようにも思える。
経済活動が再開されるのは喜ばしいことであるが、正直なところ複雑である。
攻略本のために並ぶ人と、パチンコ屋に並ぶ人たちと、そこまで大きな違いがないかと。
書店の行列はパチンコ屋と同じ?
この書店の行列を見て、同じ行列と同じような並び方でも、パチンコ店の行列は批判されるのに、書店はそこまで悪く言われない流れは不公平なように感じる。
今や、パチンコもダメだし、マスクや除菌グッズの列も白い目で見られる。
そんな世間体でゲームの攻略本は不要不急。
コロナを沈めようと頑張ってる時期に今一番ダメなのは、緩めても大丈夫そうという勘違いである。
混雑してたら帰ろうとか、そういう心構えが大切である。
ただ、かつてはファッションブランドのGUの三密行列も結局大きな問題にはならなかった。
やっぱり、ギャンブル中毒や転売屋に対して、もともと世間の目が厳しいというのもあるかもしれない。
転売屋の話から繋げると、今回の攻略本の列にも転売屋の影はある。
もともと人気ゲームの攻略本を発売日に売り切れることはある。転売屋が張り切って並んで、高額でフリマアプリに流してるということも考えられるということ。
書店の行列に転売屋の影?
今現在、どうぶつの森の攻略本は品薄である。
ぶっちゃけ、マスクや除菌を制限された転売屋にとっては一番収入は期待できる商材。
世の中が落ち着いてきてるのに、このなりふり構わない行列の作り方はやはり不自然である。
3密を作ってる上に、家でゲームして遊ぶ人にとって嬉しくないことをしてるという、2重に罪深いことである。
ただ、人気ゲームの攻略本というのは昔からすぐに売り切れる物であって、しかも予約をすればしっかりと手元に届く。
ゲーマーにとっては「ふん」と思うような話題であろうか。