ピータンとは?作り方と食べ方。味は豆腐と合う?栄養素と健康効果(画像)

ピータンと言われてるバラエディ番組などで、あまり歓迎されてない扱いで出されがちな料理です。

見た目的に「!?」って思うような、方が多いと思いますが、私もピータンの見た目は苦手です。

そもそも「ピータンとは何?」って思う方が多いと思います。

まるで台湾の腐豆腐のようなネガティブな印象を持たれがちですが、実際はどんな素材をどう調理してピータンになっていくのか、その過程を知るだけでも不安は減りますね・・・。

ピータンとは?由来と味

まずピータンという食べ物は、どこの国の食べ物なのか?答えは「中国」です。

緑色っぽい見た目がうわっと思う方が多いと思いますが、正体は「アヒルの卵」で灰や木炭や塩と一緒に粘土で包み込み、発酵させた色なのです。

濃い緑、パッと見は黒に見えるゼリー状の部分が白身で、真ん中のグレーの部分が黄身であります。

由来は明の時代の初期から始まります。当時、誰かがアヒルの卵を灰の中に置きっ放しにしてしまって、それを2ヶ月後に発見し、熟成されていたことで製造方法が生まれたそうです。

まず、アヒルの卵を灰の中に置き去りにするシチュエーションが日本ではないですね・・・。さらに黒っぽく熟成した卵を食べて、イケる判断した背景も中国らしいです・・・笑。

偶然の積み重ねの中で生まれた奇跡の食べ物ということで、それなりにかっこいい背景を持った食べ物です。

味は風変わりな刺激があり、臭いからして変わっています。正直、万人受けする食べ物ではなく、日本にある中華料理屋でも置いてるお店は少ない印象です。

ピータンの味は、どうしても好き嫌い別れます。

ピータンの作り方

ピータンという食べ物がどういうもので、どんな由来があるかは分かりましたが、現代でも当時と同じような古典的な作り方をしているのでしょうか?

アヒルの卵を灰の中に埋めて置くなんて、一般的な飲食店では製造するのにハードルが高すぎる気がしますよね・・。

現在の主なピータンの作り方というのが、

1:アヒルの卵の殻に石灰・木炭を混ぜた粘土を塗りつける
2:もみがらをまぶして冷暗所に約2〜3ヶ月置いておく

という、昔に発見された方法とたいして変わりません。。笑

ちなみにピータンは海外では「センチュリーエッグ」(century egg)と呼ばれ、「100年経ったタマゴ」という意味を持ちます。実際は数ヶ月の製造なんですかね・・・。

日本でいう納豆のようなポジションだと一瞬思いましたが、実は保存の効く発酵食品なので、使い方は納豆なんかよりも断然良いです。

ピータンの食べ方

ピータンが苦手な人のほとんど、その臭いが嫌だと言います。

しかし、ピータンはスライスした後に、しばらく空気にさらすと、臭いが落ちて食べやすくなるのです。

前菜に添えられることが多いので、あくまで軽い食べ物の扱いです。

サラダに乗せると、良い感じの風味になって美味しいです。野菜と合わせるスタイルが一番無難なように感じます。

一番評判の良い食べ方といえば「豆腐」と合わせた食べ方です。

ピータンの味は豆腐と合う?

「ピータン豆腐」という食べ物が存在するように、実はピータンは豆腐ととても相性の良い食べ物なのです。

刻んだピータンを冷奴の上などに乗せて、ごま油やネギ、醤油などで合わせると、とても美味しいです!

個人的にはキムチ豆腐と似たような印象がありますね。豆腐と調和することでデメリットを補うような感じでしょうか?

ピータンの刺激を和らげ、程よい風味で頂ける「ピータン豆腐」は一番王道の食べ方かもしれません!

ピータンの栄養と健康

味も匂いも変わってるピータンですが、こういう食べ物は栄養素も変わっていることに期待しちゃいますよね。

それこそ納豆のように健康に良い食べ物であってほしいと願ってしまいます。。笑

ピータンには、レシチンやルテイン、ビタミンA・B2、鉄などが含まれます。

基本的には脳に良い食べ物のように感じます。

抗酸化作用が強く、活性酸素を除去する働きがあると言われているので、感染症など免疫を高める効果もあるとされています。

しかし、一時期は危険な食材として噂された時期もありました。それは主に「鉛」の量です。

確かに製造方法などを辿ると、ピータンには鉛が含まれがち、あまり過剰に食べすぎるのも体には良くないようです。

たまにちょっと食べる珍味ぐらいに考えておくのが無難かもしれません。。

おすすめの記事